20120419

to-kitchen_木工事_天井_床

壁の材料となる県産材のタテヤマスギがついに到着しました!
一等材のため、抜け節もありますが、そのパターンを壁に配置していきます。


現在は天井下地、さらに床下地にもとりかかっています。
畳の下地となるこの床は、波打つような起伏があります。
このチューブ状の空間には高低差が400mmあり、
それを緩いカーブで波打たせてスムーズにつなげます。





この下地に15mmの畳を曲げて載せます。
3DCADとgrasshopperというプログラムでこの波打つ畳をシミューレションし、
要求する曲率と高さを割り出し、全て1980*990の畳の寸法に分割しています。



さらにそこに235mmの床暖房のシートをよく座る部分に採暖方式で敷きます。
暖房エリアは合計7帖程度で、あえて床暖房に斑をつけることで、場所の集まり方にバリエーションをもたせています。




下地を波打たせることも難しく、ここでは曲げの反発に耐えられるようにアンカーを打っています。



塗装も始まりました。
柱と梁はクリア塗装をかけています。
コンクリートブロックは白の下地塗料を塗ります。


謎の石の彫刻があります。
これは店の守り神として保存します。


来週は厨房部分の下地工事に入る予定です。




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